住友電工、モバイルWiMAXの高速走行中のハンドオーバーで途切れない動画送受信に成功
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住友電工ネットワークスは23日、自社開発したモバイルWiMAX用基地局に「WiMAXフォーラム」に準拠したコントロールド・ハンドオーバー機能を実装することにより、東京都内で実施中の複数の基地局と車両に搭載した移動局によるフィールド実験において、高速走行中の車両内でも途切れないビデオ送受信に成功したと発表した。
今回成功したモバイルWiMAXによる実験は、時速50km程度で走行する車両内において、インターネット上の他のユーザーとの間で「Skype」によるビデオ会議を行い、同時にVGA画質のビデオ・オン・デマンドサービスを受信するというもの。
この実験では、双方でハンドオーバーの瞬間においても切れ目のない映像と音声の受信ができることが確認されたほか、車両の静止状態における受信速度は10Mbps越、走行時でも5Mbps近い性能が確認されており、ADSLに匹敵するブロードバンドサービスを走行中の車両の中でも利用可能な実用性があることを実証できたとしている。
なお、同社が開発した基地局は無線周波数2.5GHz帯、帯域幅10MHz、最大送信電力20Wとなっており、今回のフィールド実験においてはIP疎通性能、高速ハンドオーバーが確認されたが、今後はさらにMIMO技術を基地局に実装し、より高速で安定した伝送性能を目指した開発を行う予定だとしている。
今回成功したモバイルWiMAXによる実験は、時速50km程度で走行する車両内において、インターネット上の他のユーザーとの間で「Skype」によるビデオ会議を行い、同時にVGA画質のビデオ・オン・デマンドサービスを受信するというもの。
この実験では、双方でハンドオーバーの瞬間においても切れ目のない映像と音声の受信ができることが確認されたほか、車両の静止状態における受信速度は10Mbps越、走行時でも5Mbps近い性能が確認されており、ADSLに匹敵するブロードバンドサービスを走行中の車両の中でも利用可能な実用性があることを実証できたとしている。
なお、同社が開発した基地局は無線周波数2.5GHz帯、帯域幅10MHz、最大送信電力20Wとなっており、今回のフィールド実験においてはIP疎通性能、高速ハンドオーバーが確認されたが、今後はさらにMIMO技術を基地局に実装し、より高速で安定した伝送性能を目指した開発を行う予定だとしている。
《村上幸治》