シャープ、第2の液晶パネル工場を大阪・堺に建設
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
液晶、太陽電池工場を同じ敷地内に建設するのは、液晶も太陽電池も同じ薄膜技術を使うためで、これによって生産の相乗効果が期待できる。また、ガス、電気などインフラを共用できることも生産性を高めるという。さらに、製造装置やマザーガラス、カラーフィルターメーカーの工場を誘致することで、亀山工場のような「垂直統合型」の事業展開を川上まで推し進め、物流コストの削減、生産計画の一元化、関連メーカーとの技術・開発協力の強化が図れる。
液晶パネル工場では、亀山第2工場で使われているものの1.6倍にあたる世界最大の第10世代(2,850×3,050mm)マザーガラスを使用。1枚のマザーガラスから60型液晶テレビ用では6枚分、50型で8枚、40型で15枚のパネルが生産できる。太陽電池工場では、年間100万kWの生産量を計画。同工場の稼働は液晶パネル工場と同時期を予定する。
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