松下、超小型/薄型スピーカーでもリアルな低音が楽しめる「ナノベースエキサイター」を開発
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松下電器産業は、超小型/薄型スピーカーで低音を忠実に再現するための再生方式「ナノベースエキサイター」の開発を発表した。
従来、低音の再現にはある程度の大きさのキャビネット容積を必要とした。携帯端末用などの超小型/薄型スピーカーの小さなキャビネットでは、低音を再現するための振動板の振動によって、内部に高い空気圧力が発生。結果的に大きなキャビネットのような振動板の運動ができず、忠実な低音の再現が困難だった。
「ナノベースエキサイター」は、小さいキャビネット内に、直径数nm(1nmは10億分の1m)から数十nmの穴が無数にある炭素素材(多孔性カーボン)を使うことで空気分子を吸収し、空気圧を抑えることに成功した。これによって、大型スピーカー並みの低音を再現することができた。また、同素材を大きなキャビネットのスピーカーに組み込めば、低音が最大2倍(同社従来比)に増加する。
現在、ホームAV機器や携帯端末用に製品化を検討中だ。
従来、低音の再現にはある程度の大きさのキャビネット容積を必要とした。携帯端末用などの超小型/薄型スピーカーの小さなキャビネットでは、低音を再現するための振動板の振動によって、内部に高い空気圧力が発生。結果的に大きなキャビネットのような振動板の運動ができず、忠実な低音の再現が困難だった。
「ナノベースエキサイター」は、小さいキャビネット内に、直径数nm(1nmは10億分の1m)から数十nmの穴が無数にある炭素素材(多孔性カーボン)を使うことで空気分子を吸収し、空気圧を抑えることに成功した。これによって、大型スピーカー並みの低音を再現することができた。また、同素材を大きなキャビネットのスピーカーに組み込めば、低音が最大2倍(同社従来比)に増加する。
現在、ホームAV機器や携帯端末用に製品化を検討中だ。
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