松下、SDハイビジョンカメラに新モデル——世界最小最軽量モデル、SD&DVD対応ハイブリッドモデルも
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3モデルともに、SDメモリーカードを記録メディアに採用することで大幅な小型化に成功。HDC-SD7は、体積約330cc、重さ290gで、1,080i方式のデジタルハイビジョンカメラとしては世界最小・最軽量を実現したという。HDC-SD5も、前モデルと比べて体積比約80%、質量比で約79%を実現。HDC-SX5も、従来のDVDハイビジョンムービーと比べて小型化を実現している。
映像の入力から記録までを1,920×1,080ピクセルのフルハイビジョンで一貫処理。記録した映像は、フルハイビジョンパネル搭載の大画面テレビで、画素変換することなく高画質で表示できる。また、業務用のビデオカメラに採用される3CCDカメラシステムを採用し、ハイビジョン用に開発したテルニオン3CCD HDを搭載したことで、従来モデルと比べて2倍以上の色解像度を実現するという。さらに、HDクリスタルエンジンを新開発し、2次元NRとレンズ・CCDの特性を最大限に引き出すオプティカル特性制御の新規搭載により、画質の向上も実現している。
手ブレ補正機能としては、毎秒4,000回で手ブレを検出して補正する次世代光学式手ブレ補正「アドバンスドO.I.S」を搭載。画像のブレは従来モデルと比べて約1/3に低減しているという。また、「コントラスト視覚補正」機能を搭載。1つの画面を複数のエリアに分け、エリアごとの輝度情報を検出して補正することで、見た目に近い映像を記録することができる。
レンズは、8群12枚、マルチコート14面で構成されるライカディコマーレンズを採用。映像コーデックは、MPEG-4 AVC/H.264の1,920×1,080iでの映像処理を実現している。そのほか、クイックスタート機能を備え、液晶ディスプレイを開いてから撮影可能な状態になるまでの時間をわずか1.7秒ほどにしている。決定的な瞬間を撮り逃さない「プリREC」機能も搭載。ボタンを押したタイミングから約3秒間の映像を本体内蔵メモリに常時記録する。
撮像素子は1/6型CCD。有効画素数は動画/静止画とも52万画素×3。レンズは、自動絞り10倍電動ズームを備え、開放F値がF1.8〜2.8。焦点距離は35mm判換算で42.9〜429.0mm。標準被写体照度は1,400ルクス。最低照度は5ルクス。ディスプレイは約30万画素の2.7型ワイド液晶。インターフェースとして、HDMI出力/映像出力/D3映像出力/音声出力/USBなどを備える。SDメモリーカードは256MBから8GBまで対応(SDHC対応)。
HDC-SX5は、デジタルハイビジョンビデオカメラとしては世界初となるSD/DVDのハイブリッドタイプ。SDメモリーカードに記録したハイビジョン映像を、本体だけでDVDディスクにダビングが可能。0.44型ワイドカラービューファインダーを搭載する。本体サイズは幅84×高さ94×奥行き152mm。重さは660g(バッテリーなどを含む)。8月25日発売で、予想実売価格は150,000円前後。
HDC-SD7の本体サイズは幅52×高さ110×奥行き87mm。重さは350g(バッテリーなどを含む)。9月8日発売で、予想実売価格は140,000円前後。HDC-SD5の本体サイズは幅65×高さ67×奥行き135mm。重さは400g(バッテリーなどを含む)。8月25日発売で、予想実売価格は140,000円前後。
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