ドキュメンタリー映画の嚆矢〜マイケル・ムーア監督の問題作2本
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2002年「ボウリング・フォー・コロンバイン」で銃社会に、2004年「華氏911」ではブッシュ大統領に突撃し、世界中に衝撃を与えたマイケル・ムーア。彼の次の標的は、医療費が高いことでも知られるアメリカの医療問題だった。「シッコ(SiCKO)」特集では、映画の紹介や予告編のほか、同映画初上映の場となったカンヌ国際映画祭の映像も用意。インタビューではおなじみとなったアメリカ批判も飛び出している。
「ボウリング・フォー・コロンバイン」は、コロンバイン高校銃乱射事件を題材に、アメリカの銃社会に問題を呼びかける衝撃のドキュメンタリー。カンヌ国際映画祭55周年記念特別賞など多くの賞を受賞し、マイケル・ムーアのドキュメンタリー映画監督としての評価を確立した作品だ。
「華氏911」は、アメリカ同時多発テロ事件に対するジョージ・ブッシュ政権の対応批判を中心に、ブッシュ一族とビン・ラディンを含むサウジアラビア王族との密接な関係を暴く。こちらもカンヌ国際映画祭で、最高賞となるパルムドール賞を受賞するなど評価が高い。
また、「シッコ(SiCKO)」の劇場鑑賞券を1000組2000名へプレゼントする、チケットプレゼントキャンペーンも実施中だ。
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