日立コム×アルバリオン、モバイルWiMAXシステムの共同開発で合意
エンタープライズ
モバイルBIZ
注目記事
-
【デスクツアー】真似したい自宅デスク環境一挙公開!
-
アッカ、「ワイヤレスLAN横浜プロジェクトIN 日本大通り」を開始
-
住友電工、モバイルWiMAXの高速走行中のハンドオーバーで途切れない動画送受信に成功

両社は、広帯域移動無線アクセスシステム分野で戦略的なパートナーシップ関係を確立していくことを宣言しており、アルバリオンのOFDMA基地局技術と、日立コムの移動無線向システム制御技術を組み合わせて、キャリアグレードモバイルWiMAXシステムの早期商用化を目標とする。
WiMAX技術の実現においては、広帯域のOFDMA無線信号を安定に送受信する高度基地局技術と、複数基地局間でのブロードバンド端末の高速な移動を可能とする移動制御技術の実現が必須であり、アルバリオンはブロードバンドワイヤレス技術をベースに、OFDMA技術を駆使したモバイルWiMAX基地局の先行的な開発を行っている。またWiMAX Forumでは初期段階からの牽引役であり、現在も重要なWorking Groupでの議長を務めるなどの多大な貢献をしている。
日立コムはCDMA2000 1xEV-DO方式をベースとした3Gモバイル高速データ通信システムを実用化、セキュアな移動管理技術、高品質ハンドオーバ技術を保持しており、それらを背景にして今回の共同開発となったと見られる。今後日立コムは、本共同開発により、次世代ブロードバンドワイヤレス分野でのグローバルな拡大を目指していくとのこと。
《冨岡晶》
特集
この記事の写真
/