【スピード速報】ひかりONEがダウン速度で60Mbps超、Bフレッツ・CATV・無線も増速
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今回は2007年7月31日〜8月6日の1週間に渡る測定データを用いてIPアドレスなどを用いた回線種別解析を行い、回線種別ごとの平均ダウンロード速度(ダウン速度)を算出し、過去のこの連載で算出した値と比較した。
グラフを見てのとおり、全体に増速傾向が見られる。特に、ひかりONEは平均でも60Mbpsを超え過去最速の数字を叩き出した。ひかりONEは東京電力とKDDIのサービス結合によって発足以来、ダウン速度では頭打ちの様相だったが、一気に殻を破ったような伸びとなっている。
これに対してFTTHシェアトップのBフレッツも着実に増速を続けている。FTTHの先駆けとして、初期の低速なインフラの影響は避けられないが、施設更新とカバーエリアの拡大による効果が出ていると言えよう。
そして、無線インターネットのダウン速度のスピードアップも確実に進んでいる。この8か月で1.7倍近い急激な増速であり、ADSLを完全に抜き去ったと言って間違いない。
また、CATVもインフラの刷新などにより頭打ちムードから増速に転じているようだ。今回の統計では15Mbpsを超えており、コストや付加価値を考えると「これなら(個人的に)光に変えなくても十分」という声が出ていてもおかしくない。今後のシェア変動への影響にも注目したい。
《平野正喜》
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