X01NKでモバイルセントレックス——「アジルフォンbiz for SoftBank X01NK」がサービス開始
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オープンソースのIP電話サーバソフト「Asterisk」をベースに、アジルネットワークスが自社開発したIP電話サービス「アジルフォンbiz」に、ソフトバンクモバイルの3G携帯電話「SoftBank X01NK/Nokia E61」を組み合わせることで、オフィスではモバイルセントレックス端末として、外出時にはソフトバンク3G携帯電話として使い分けができるというもの。
従来、企業などの内線電話はPBX(構内交換機)と呼ばれる機器を建物内に設置して運用する必要があったが、電話をIP化してPBXを排除し、IP電話サーバーの運用を通信事業者が請け負う「IPセントレックス」が普及しつつある。モバイルセントレックスは、固定電話機と建物内の回線網も排除してしまい、個々人の持つ携帯電話を内線電話機に利用するソリューションだ。業務効率の向上が見込めるが、導入コスト、端末の紛失や重複といったデメリットも危惧されていた。アジルネットワークスでは、IPPBX(IPを利用した回線交換機)のASP(システム期間貸し)事業を展開するなかで、そのような企業の通信基盤ニーズに応えるため本サービスを企画、「SoftBank X01NK/Nokia E61」には、あらかじめSIPやWiFi機能が装備されており、安価な導入コストで携帯電話機能と最新のモバイルセントレックス機能の併用を実現することができるとしている。
「アジルフォンbiz」では、社内の内線電話端末を、そのまま社外ではソフトバンク携帯電話端末として利用できるほか、社外でも無線LANホットスポット圏内において、内線電話端末としての利用も可能となるとのこと。
「アジルフォンbiz for SoftBank X01NK」の提供予定価格は、導入費用:30,000円〜、月額基本料金:3,000円〜(端末価格除く)。
《冨岡晶》
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