W-CDMA方式のトランスミッターモジュールを新発売、HSDPAも対応——富士通メディアデバイス
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自社製のデュープレクサやフィルタを採用した独自設計を行い、効率では世界最高となる27%を実現したとのこと。出力パワーは、ハイパワー、ミドルパワー、ローパワーの3モードに対応する。サイズについては、携帯電話の送信回路部品であるPA・SAWフィルタ・SAWデュープレクサを一体化し、7.0mm×4.0mm(高さ最高1.2mm)の小型サイズを実現。従来のディスクリート部品を用いて構成したモジュールに比べ、実装占有面積を約3割削減できる。3GPPのRel.5ベースのHSDPAにも対応し、最大で14.4Mbps の通信速度でのダウンリンクに対応する。
サンプル販売価格はすべて1000円で、T0311QZ1950およびT0311QZ0836が9月出荷予定、T0312QZ1880が10月出荷予定となる。今後は、BandIV、VIIIへの展開を図り、さらなる製品ラインアップの充実を目指すとのこと。2008年1月より、月間150万個の販売を予定している。
《冨岡晶》
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