母親が家にいるので子供も安心——オリックス「ホームオフィス」「モバイルオフィス」の利用者が500名を突破
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
「フレックスオフィス制度」は、より合理的な就業体制を望む就労者の増加などから採用された制度で、オリックスでは、富士通のネットワークサービス「FENICS」、企業向けパソコン「FMV-LIFEBOOK」、パソコンやモバイル端末のライフサイクルマネジメントサービス「PC-LCM」「Mobile-LCM」などを導入。このサービスにより社員は会社から支給されたパソコンを利用し、自宅や営業先でセキュアなネットワーク環境で業務を行うことができるようになっている。
実際に制度を利用している社員から、「在宅勤務を定期的に行うことにより、母親が家にいることで、子どもは安心して学校や学童保育に行けるようになりました。今では「仕事がんばって」と応援してくれます。データ作成などの作業を集中して取り組め、仕事の効率があがり、家事に割く時間ができました。また、通勤時間が減り、精神的な負担がなくなりました。」という声もあがっているという。
オリックスでは従来、独自のダイバーシティ(多様な働き方)を実践しており、1982年から女性総合職、1994年から営業経験のある中高年を営業推進役として採用するなどしてきた。さらに多様化する働き方に対応できるよう昨年10月に「フレックスオフィス制度」を制定。勤務場所や勤務形態に柔軟性をもたせるため、3つの働く場所「ホームオフィス」「モバイルオフィス」「ドロップインオフィス」を社員に提供している。
2007年7月末日時点での利用社員数は、ホームオフィス52名、モバイルオフィス473名、ドロップインオフィス9拠点25席となっている。
《冨岡晶》
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