J:COMと電通、VOD視聴者などへの新しい広告展開で資本提携
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同取り組みは、広告メディア事業を拡大したいジュピターテレコムと広告ビジネスにおける専門性と膨大なクライアントをもつ電通の思惑が合致して生まれたもの。ジュピターテレコムの双方向・蓄積型メディアであるVOD「J:COMオンデマンド」や660万世帯で視聴可能な「コミュニティチャンネル」を利用した新たな広告ビジネスモデルの確立を目指すとしている。
電通によるジュピタービジュアルコミュニケーションズへの資本参加は、ジュピターテレコムが保有するジュピタービジュアルコミュニケーションズの株式のうち600株を電通に譲渡する形で行われる。譲渡後の出資比率は、ジュピターテレコム70.02%、電通10.00%、リクルート19.98%。9月13日に株式譲渡契約書が締結され、9月25日に株式の譲渡が行われる予定だ。
今後は、J:COMオンデマンドを通じてメルセデス・ベンツCクラスのレスポンス型広告の提供を9月中旬から開始する。同広告は、約25分の商品紹介映像を流し、映像の最後に3ステップのリモコン操作で簡単にカタログの取り寄せが可能となる資料請求型サービスとなる。
《富永ジュン》
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