【スピード速報】CATV速度ランキングでは厚木伊勢原がダントツ、追う南東京、日野、豊橋
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今回は2007年9月4日〜9月10日の1週間に渡る測定データのうち、回線種別をCATVとし、CATV業者(局)名が明記されたもののみを用いて業者(局)ごとの平均ダウンロード速度(ダウン速度)を算出し、トップ30ランキングを作成した。
表を見ての通り、トップは神奈川県をサービスエリアとする厚木伊勢原ケーブルネットワークで、70.0Mbpsという高速をたたき出し、2位以下を大きく引き離す結果となった。これは同社が昨年10月に開始したFTTHサービス「AYU-NETひかり」が大きく貢献したと思われる。
2位と3位には、どちらも東京都をサービスエリアとする南東京ケーブルテレビ(ケーブルテレビ品川)と、日野ケーブルテレビがランクインし、4位は愛知県の豊橋ケーブルネットワークとなった。ここまでがダウン速度30Mbpsを超えており、5位から30位は20Mbps台となっている。
5位以降で目立つのはジェイコム関西グループで、りんくう、堺、大阪、和泉・泉大津、和歌山、かわち、以上6局がランクインした。つまり、トップ30の20%はジェイコム関西グループということになる。また、地方別に見ると、北海道と東北は1局もランクインしていない。また、九州は5位のケーブルメディアワイワイ(宮崎県)の1局のみ、四国もSTNet(29位)の1局のみである。やはり、地方格差があるのは否定できない。
なお、業者(局)名は伏せるが、ダウン速度が2Mbpsに満たないものが28局もあり、そのうち17局はなんと1Mbpsにも届かなかった。それぞれの事情があるとは思うが、あまりにも差が大きすぎる。FTTHが全国的に普及し始めた昨今に「ウチは仕方ない」では利用者が納得するとは思えない。改善を期待したい。
《平野正喜》
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