毎日新聞のオンライン版、MSNニュースから「毎日jp」へ
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MSNニュースが10月1日から毎日新聞から産経新聞に切り替わるというニュースは、6月27日に各社から公式にリリースされているが、そのオープン日を前に毎日新聞社が、18日、帝国ホテルにて記者発表を行なった。
「毎日jp」のサイトには、現在サイトオープンの案内やPRのFlashコンテンツが公開されているが、単なるニュースサイトだけではなく「総合情報サイト」として、毎日新聞のニュースコンテンツ以外に、エンターテインメントや暮らしに役立つ情報なども充実させるとしている。コラムニストのブログとの連携なども発表された。予定されているコラムニストは、女優の黒谷友香(写真)や書道家の武田双雲さんらの名前があがった。また、英字新聞サイトである「MAINICHI Daily News」もリニューアルされ、統合される予定だ。
これらの記事は、RSS配信されるとともに、ソーシャルブックマークに対応し、毎日jpの記事をさまざまな形で自分のブログに貼り付けることができるブログパーツも提供するという。
MSNへの記事提供から独自の情報サイトへ切り替えることになった背景だが、ポータルサイトの「ニュースカテゴリ」というジャンルによるコンテンツの制限に限界があったとの認識を示した。ポータルへの記事配信から独自サイトへの脱却が目的のひとつといえる。また、今後拡大が見込めるビジネスとして、特約記事のライセンス収入よりも情報サイトとしての広告収入やポータルサイトのビジネスモデルを選択したともいえる。例えば、役立つサイトとして提供される、投資情報、求人、住宅情報、新車・中古車情報などの便利ツールは、それぞれのサービスを提供するパートナー企業とリンクしている。
このようなビジネスモデルは、自社でオンラインサイトを運営している読売や朝日でもさかんに採用されているが、毎日jpのオープンによって、毎日新聞もこの分野に本格的に参入したことになる。
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