「こんなこといったっけ?」「仕様どおりです」——こんなズレを防ぐためのガイドラインが公開
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
同検討会は、NTTデータ、富士通、日本電気、日立製作所、構造計画研究所、および東芝ソリューションの6社によって2006年4月12日に発足した。今回公開された発注者ビューガイドライン(画面編)では、情報システム開発での画面に関する外部設計書の記述や記述内容について、発注者と開発者の間で誤解、および認識のズレを見つけ出すためのコツ、工夫、留意点などがまとめられている。このガイドラインを活用することにより、発注者と開発者が互いの意図とは異なる理解をしたことに気づかないまま開発が進む事態を防止するのが目的だ。NTTデータ、富士通、日本電気、日立製作所、構造計画研究所、東芝ソリューションの6社は、2007年度中をめどに6社のシステム開発基準に同ガイドラインを組み入れることを決定している。
また、同検討会はシステム化の範囲がわかる業務フローやそれに付随する設計要素に着目した「システム振舞い」、情報システムで扱われるデータ項目の整理とその構造に関する設計内容に着目した「データモデル」の2分野について、検討を開始している。
《富永ジュン》
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