PHSで全国の店舗にコンテンツ配信——シャープ、ネットワーク対応電子POP
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IX-430は、4.3型ワイドカラーASV液晶を搭載した薄型・省スペース設計のWindows CE 5.0ベースの電子POP。同社独自のコンテンツ表示システム「e-SignageビューアLite版」を採用することにより、新聞のテレビ番組欄やカレンダーのような画面からコンテンツ表示スケジュールが作成できるのが最大の特徴だ。コンテンツやスケジュールはSDメモリーカード、CFメモリーカード、USBメモリーカードを使ってインストールできるほか、コンテンツ配信表示システム「e-Signage」と連動することにより、コンパクトフラッシュ型無線LANカードや携帯電話データ通信カードなどのネットワーク機器を介してコンテンツの入れ替えや表示スケジュールの送信が可能となる。電源のON/OFFのタイマー設定機能も用意されている。
ネットワーク経由でのコンテンツ配信について、シャープでは、原理的には、コンパクトフラッシュ型のものであればメーカーや機種は問わないはずだが、現時点で動作確認しているのは、ウィルコム、NTTドコモ、ソフトバンクの通信カード、無線LANカードだそうだ。店舗内が圏内であれば、携帯電話網を使うので、配信先店舗の距離は関係ない。無線LANカードを使う場合は、店舗内に無線アクセスポイントを設置する使い方になるだろうとしている。
サイズは128×98×23.9mm、重量は約207g。CPUはMarvell PXA270(520MHz)、インターフェイスはUSB 1.1、CF×1、SD×1。対応フォーマットは、動画がWindows Media Video(480×272ドット)、静止画がBMP、JPEG、PNG、音声がMP3、WAVE、WMA。
《富永ジュン》
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