日本全国を内線エリアに!〜ウィルコムの新ソリューション「W-VPN」、オフィス電話とPHS間を定額化
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「W-VPN」では、対応のPHS電話機に内線番号が付与され、ウィルコムの全国のサービスエリア内であればどこでも、内線番号そのままで通話が可能となる。また、オフィス内線網の交換機(PBX)とウィルコムのネットワークを専用回線(BRI)にてダイレクトに接続することにより、オフィスの電話とウィルコムのPHS電話機との音声通話が定額料金で利用可能なので、通信コストの大幅な削減も可能と見られる。「W-VPN」対応の交換機(PBX)を活用することで、大掛かりな工事や設備は必要なく、比較的リーズナブルな初期コストで導入可能とのこと。
ウィルコムは、PBXおよび関連機器を取り扱うメーカー・ベンダー各社と連携し、全国モバイル内線ソリューション「W-VPN」を提供することにより、オフィスの電話とウィルコムのPHS網を融合させたFPC(Fixed-PHS Convergence)を実現するとしている。
「W-VPN」内線オプション料金は月額315円/回線、初期登録費用1,050円/回線。専用回線(BRI)の料金は月額5,250円/BRI回線、初期設置費用10,500円/BRI回線となる。 27日〜12月31日まではサービススタート記念として、「専用回線初期設置費用」および「内線オプション初期登録費用」が無料になる。
「W-VPN」の利用には、ウィルコム定額プランもしくはウィルコムビジネスタイム定額トリプルプランへの加入が必要。またVPN内線機能を搭載したウィルコムの電話機(WX220J-Z、10月下旬発売)が必要となる。今後はAdvanced/W-ZERO3[es](WS011SH)なども「W-VPN」に対応する予定だ。
《冨岡晶》
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