仏作って魂入れず……北京で見つけたiPhone nano!?
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その中でも最近の流行は大きめの液晶がついたMP4プレーヤーだそうだ。2〜30種類はあろうかと思われるMP4プレーヤー群の中にどこかで見た形があった。これは『iPhone』か、いや大きさはふた周りも小さい。「iPhone nano」なんてあったっけ?
店員に頼んで実物を手に取ってみると、UNIbitという広州の電子機器メーカーの『X-812』という製品。2.5インチ液晶が収まる小さいボディにはMP4ムービー再生機能のほかに、音楽再生、写真表示、録音、FMラジオ、TXT表示、ゲーム、カレンダー、ストップウォッチそしてUSB端子とminiSDカードスロットなど、通信機能こそ無いがかなりの高機能。内蔵メモリは2GBだ。
パソコンとの接続はUSBで。充電も同時に行なうことができる。イヤホン端子もあるがとりあえずのスピーカーもついている。
「iPhoneのコピー商品か!」と面白がってみたものの、肝心のマジカルなタッチパネル操作は実現できていない。そのかわり四隅がじつはクリックできて□ボタンと合わせて+/−/ボリューム/OK/キャンセルが割り振られている。無理矢理iPhoneのデザインを真似たせいか操作が使いにくいことこの上ない。
インターフェイスで世界の賞賛を浴びたiPhoneのカタチを真似たら、最悪のインターフェイスになってしまった、というオチだ。
お姉さんに価格交渉をするも無理と言われて399元。日本円にすると約6000円の買い物だった。中国のお土産にあなたもひとついかが?
X-812の特徴
オーディオフォーマット:MP3、WAM、WAV、OGG、APE、FLAC対応
ビデオフォーマット:XVID対応
テキストフォーマット:txtファイル
FMラジオ
内蔵ゲーム:Russia brick、greedy snake、push chest
ツール類:カレンダー、ストップウォッチ
miniSDカード対応
ADFU recover、USBアップグレード対応
2.5インチTFT液晶(320×240、ハイカラー)
《レスポンス編集部》
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