【スピード速報】7割以上の都道府県でダウン速度が向上、伸び率トップ2は長崎と愛知
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
今回は2007年10月9日〜15日の測定データを用いて、最新の手法によりIPアドレス等を用いた発信地の解析を行い、都道府県ごとに平均ダウンロード速度(ダウン速度)を算出した。そして、同等の方法で行った、今年1月30日〜2月5日の「群馬、長野、静岡、秋田、新潟がダウンロードランキングでランクアップ」の結果と比較することで、この半年強の間の伸び率を算出し図示した。
図を見ての通り、13県を除く7割以上の都道府県でダウン速度が向上している。最も伸びたのは長崎県でプラス52.2%(6.1Mbps→9.4Mbps)、次点は愛知県でプラス50.0%(22.0Mbps→33.1Mbps)であった。なお、最高速は東京都の34.7Mbpsで、半年間に20.7%伸びて埼玉県(15.6%向上して34.5Mbps)から首位を奪還している。3位は愛知県、4位は神奈川県(17.1%向上して30.9Mbps)であった。
これに対して、ダウン速度が前回を大きく下回ったのは、長野県(−47.7%)、栃木県(−32.5%)で、九州では大分県(−27.2%)、鹿児島県(−18.1%)、福岡県(−12.8%)が2桁のマイナスとなっている。
測定データにおけるダウン速度の低下は、低速回線ユーザの利用意識向上によっても起こるため、一概に環境の悪化とは言えない。しかし、大きく伸びている都道府県があることを考えると、なんらかの施策が行われるべき地域である可能性は否定できない。今後もチェックしていこう。
《平野正喜》
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