OKI、0.8秒以下で指紋認証を実現するLSI
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
「ML67Q5250」には、指紋認証アルゴリズム処理の一部を抽出しハードウェア化した「指紋認証IP(Intellectual Property)」が搭載されている。これにより指紋認証に必要な高性能CPUや大きなメモリ容量を搭載していないアプリケーションにおいても、高速処理・高精度・低消費電力を特徴とした指紋認証システムが、低コストで簡単に実現できる。また、データ保護機能により登録指紋データの不正読み出しを防止しており、指紋データが容易に読み出せないセキュリティレベルの高いシステムも実現できる。
32MHzクロックで動作し、指紋画像取り込みから認証までを 0.8秒以下で実行できるほか、Flash/RAM、GPIO、USB2.0 FS デバイスコントローラ、各種シリアルポート、および外部メモリコントローラを内蔵しており、外付けメモリなしでも最大15指まで指紋データを登録可能となっている。
指紋認証アルゴリズムには、National IDカードプロジェクトで多数の実績を持つスウェーデンのPrecise Biometrics ABのDFT方式を採用。また、指紋センサのトップベンダのひとつである米国のAuthenTec, Inc.製のスライド・センサおよび各社のタッチ・センサに対応する。
開発環境としては、AuthenTec製スライド・センサを搭載したソフトウェア開発キットが提供される。名刺サイズの開発ボードは電池駆動も可能で、パソコンに接続することなく指紋データの登録・認証が実行可能とのこと。今後、OKIは、タッチ・センサを搭載したソフトウェア開発キットのリリース、および指紋認証モジュールの提供を予定している。また、ISO準拠の指紋認証アルゴリズムに対応したLSIの提供など、生体認証向けのLSI事業を拡大していく計画だ。
サンプル出荷開始時期は2007年11月、ソフトウェア開発キット出荷開始時期は2007年12月、量産出荷開始時期は2008年4月となっている。生産予定数は月産20万個とのこと。
《冨岡晶》
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