ソニー新型ナブ・ユー:特殊吸盤もセンサーもパワーアップ(その1)
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ナブ・ユーが他社のポータブルカーナビ(あるいはPND)と違うのは、まず、本体取り付けようのクレードルの特殊吸盤と自由度の高いアングル調整機能だ。続いて、加速度センサーとジャイロセンサー内蔵による高いナビ精度。そして、光ビーコンによるVICS情報対応という3点だろう。これらは、旧型と比較してどうなったのだろうか。
粘着性のあるスポンジのような吸盤式のクレードルは、ダッシュボードの材質や処理をほとんど選ばずしっかり固定できるのが特徴だ。これは他社も採用してほしいくらいのものだ。なぜなら、日本の法律では、フロントガラスに視界を妨げるものは装着できないことになっている。直接カーナビなどを取り付けていけいないとは明記されていないが(ルームミラーなどはフロントガラスに取り付けられているものが多い)、メーカーとしてはユーザーにリスクを負わせないため、吸盤式の固定台でもフロントガラスへの装着を勧めていない。代わりに粘着テープのついた台座、吸盤のための鉄板(裏が粘着テープ)を用意している。しかし、これが以外としっかり固定するのがむずかしい。強力なテープに見えても、前処理や定着時間が足りないと、夏冬の高低温でテープがはがれてくることもしばしばだ。
今回の新型で、粘着面がさらに改良されている。スポンジ部分も厚みが増して、かなり大きな凹凸にも密着可能になっている。また、本体が小さくなったことで、アングル部分とクレードルの本体接続部もコンパクトになり、さらに取り付け自由度が増した。他社製品のように、角度調整がレバーやネジによる固定方式ではないので、使用しながら助手席に画面を向けたりも簡単にできるのもうれしい。ただし、スポンジが厚くなった分、本体を空中に浮かした状態で固定すると、車の振動をひろいやすくなった感がある。なるべく本体はダッシュボードに接するように取り付けたほうがよいだろう。
<その2>では、ナビ機能や光ビーコンを評価したいと思う。
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