女心をつかむ元旦メールはコレ!〜ミスコン候補者座談会(1) | RBB TODAY

女心をつかむ元旦メールはコレ!〜ミスコン候補者座談会(1)

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東京理科大学1年・宮崎憲子さん
東京理科大学1年・宮崎憲子さん 全 11 枚
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 メールやSNSなど、WEBサービスが重要なコミュニケーションツールとなっている今日、女性とコミュニケーションをとる上でも、WEBサービスの活用法がポイントになってくる。これらのサービスを利用して女性の心をつかむには、どのような方法が有効的か。それを探るべく、今回、So-netが主催する「あなたが決める!So-net Campus Style 大学生ミスコンテスト」の候補者4人に集まってもらい、座談会を開催した。

 今回、座談会に参加したのは以下の4人。まずは自己紹介。それぞれ「恋人に望む条件」を手元のボードに書いてもらった。

 東京理科大学1年・宮崎憲子さんが恋人に求める条件は「落ち着きのある人」。包容力があり、大人の魅力をもった男性がタイプ。「努力家」と書いた東京女子大学2年・藤村侑加さんからは、「趣味や仕事など何でもいいので、何かひとつ頑張れるものをもっていて、応援したくなるような人」という意見が出た。「愛するより愛されたい」という横浜国立大学2年・五十嵐愛さんの「私への気持ち」という意見には、全員が納得。日本大学2年・松田周子さんが挙げた条件は「大人でメガネ」。「知的な眼鏡が似合う、大人な男性が良い」とビジュアル面に関してのこだわりも見せた。

◆軽すぎるお誘いメールはNG!

 まずは4人に、男性から送られてきた“お誘いメール”を添削してもらった。今回は、シチュエーション別に3通の例文メールを用意。それぞれ例文の気になった点にチェックを入れてもらった。

 1通目のシチュエーションは、男女4対4の飲み会の帰り道。解散してから約10分後、飲み会で知り合った男性から受信したメールという設定。さっそく4人それぞれが異なった視点から容赦ないチェックを入れてくれた。

(例文メール1)
受信日時:12月×日23時16分
タイトル「お疲れちゃーん」
本文「今日はありがとねー美人と美味しいお酒が飲めて楽しかったよ〜俺としてはオールで飲みたい勢いだったのでちょっと物足りなかったかな。ところで明日は予定あり?今日はあまり話せなかったけど、○○ちゃんのこと、もっとよく知りたいので暇なら軽くお茶でもしない?」

——気になったところを教えて下さい。

宮崎:まず、タイトルの「お疲れちゃーん」にイラっときましたね(笑)。面白くないのに、狙ってる感じがイヤです。
藤村:そうそう!特に「ちゃーん」って、伸ばすあたりが気になる。「ー」や「〜」を無駄に使っているメールは好きじゃないです。それに「美人」というフレーズもストレート過ぎるかな。
宮崎:これはひくよね(笑)
五十嵐:私が1番気になったのは「物足りなかった」というフレーズですね。前の文章で「楽しかった」って言ってるのに「物足りない」というのは矛盾を感じます。もっとプラスのコメントが欲しかったですね。
松田:これだと不満に聞こえちゃいますよね。「物足りない」よりは「寂しい」ぐらいの方がいいかな。
宮崎:明日会おうとするのも急すぎる。何回かメールのやりとりをした後ならまだしも、このタイミングでは早すぎる。
松田:急すぎて軽い感じに見えますよね。それと受信時間が気になりました。別れてすぐのタイミングだと、こちらは友達と一緒にいるから、みんなでネタにしてしまいそう(笑)。もっと後で、そろそろ家に着くかな、というタイミングがうれしいかな。あとは寝る前の寂しい時間帯なんかに送ってくれると効果的かも。
藤村:このメールで評価できるのは、“メールをくれた”ということだけなんじゃないかな(笑)。興味をもってくれたことは素直にうれしいです。

◆絵文字メールは歓迎?

——このメールでは絵文字が多用されていますが、男性からのメールに絵文字は必要ですか?

五十嵐:これはちょっと使い過ぎかな。自分ではよく使いますが、男の人は使ってない方がかっこいい感じがします。絵文字の種類にもよりますが、あまり使うと男らしさが感じられないんですよ。
松田:私は年齢によるかな。
藤村:確かにガチャガチャ使ってる人は、普段からこういうお誘いメールを打ち慣れている印象になりますよね。ハートマークも小さいものとか、青や黄色などカラフルなハートならアリだけど、ピンクの普通のハートはこの段階ではまだダメ。あとはその人のキャラクターによりけり。普段明るい人からのメールに絵文字がないと「冷たいなあ」と感じてしまうけど、逆にクールな人が絵文字を使うと無理してる感じになるし。

 そのほかにも、「初対面からオールは軽そう」という意見では全会一致。「○○ちゃんのこと、もっと知りたいから」というフレーズに関しては「キモイし怖い」「出会ったばかりの人に言われたら一気にひく」など、辛辣な意見が続出。「話の中で気になったことがあるからもっと聞きたい、とかなら大丈夫」(松田)というアドバイスもあった。

 全体として、解散から10分後というタイミング、絵文字の多い文面(画像参照)、出会った翌日にデートに誘う点など、“軽い”印象がマイナスイメージにつながった様子。初対面からフランクにアタックするのは考えもののようだ。

◆丁寧なデスマス調は好印象

 続いて残り2通のメールを添削。ひとつは飲み会から1週間後、飲み会で知り合ってから、3日に1回程度はメールのやり取りのある男性からのメール。

(例文メール2)
受信日時:12月×日21時13分
タイトル「こんばんは。」
本文「今日も寒かったですね。風邪が流行ってるけど、体調を崩してないかな。僕は昨日、友達とうちの近くにある焼鳥屋に行ったんだけど、すごく美味しくて感激したよ。○○さんにもぜひ紹介したいんだけど、良かったら週末、一緒に行きませんか?」

 辛辣な意見が飛び交った1通目に対し、今回は丁寧な印象が好評を得た。「体調を崩してないかなというフレーズはさりげない優しさが見えてGood!!」(五十嵐)、「デスマス調は丁寧に扱われているようでうれしい」(宮崎)、「少し壁を感じるけど慣れ慣れしいよりはずっと良い」(藤村)と称賛の声が上がった。修正点としては、「日程は指定されるより『いつ空いてますか』ぐらいの方がいい」(宮崎)、「絵文字や顔文字が欲しい。句点で文章が終わると暗い印象」(松田)などが挙げられた。

◆イベントでの“敗者復活戦”はさりげなく

 3通目は元旦に送られてきたメール。飲み会の後、何回かメールのやりとりがあったものの、特に進展はなく、1カ月以上連絡がなかった男性から久々のメール。

(例文メール3)
受信日時:1月1日0時00分
タイトル「あけおめ!!」
本文「○○ちゃんにとって、去年はどんな1年でしたか?俺はいまいちパッとせず、大みそかも一人寂しく紅白を見ながら年越しそばを食べてたよ。今年は良い年にしたいので、神頼みでもしようかな。お正月の予定はどんな感じ?初もうでにまだ行ってないなら、一緒にどう?」

 イベントをきっかけに、音信の途絶えてしまった相手を誘う、“敗者復活”の「例文メール3」では意見が割れた。4人全員が好感を抱いたのは「予定はどんな感じ?」「一緒にどう?」といった気軽な誘い方。「例文メール1」のような「軽い」メールはNGだが「気軽」なメールは歓迎の様子。その辺りのさじ加減が問われる。

 問題になったのは寂しさをアピールする一文。「友達や家族と一緒に過ごしていないのかな、と心配になった。人づきあいがあまりないのはマイナスイメージ」(五十嵐)という意見が出た一方で、「親近感がわくし、私が助けてあげなきゃ!という気持ちになる」(松田)という好感触の意見も出た。

 また、午前0時ぴったりというタイミングに関しても「0時にもらうのはもっと定型の年賀メール。この時間にきてもサーバーが混み合ってるし返信できない」(藤村)という声と、「0時ぴったりは気合いが感じられて、むしろうれしい。特別な感じがするので好き」(松田)という意見に分かれた。一方で、「何も問題なし。好感度はバッチリ」(宮崎)という声もあったので、年始の“敗者復活戦”にかける方は、このメールを参考にしてみては。

 3通のメールを添削してもらった結果、1通目のような軽いノリのメールよりも、2、3通目のような比較的硬派なメールの方が無難なようだ。しかし内容に関わらず、好意を示すメールをもらうこと自体は、全員「うれしい」とのこと。迷ったらアタックしてみて損はないかも!?

 座談会後編では、女性の心をつかむSNSやブログの活用法をテーマに、ミスコン候補者たちに率直な意見を語ってもらう。

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