就寝前、ひまつぶしなどがネット接続の主流——Jストリーム、マルチデバイス時代のネットユーザー調査
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調査は、携帯電話またはPCからネットを利用している16歳以上のネットマイル会員を対象に、10月22日〜26日に行われた。有効回答数は2,866件(携帯のみ+主に携帯でアクセスするユーザが1,696、PCのみ+主にPCでアクセスするユーザが1,170)。
まずネット端末として、利用時間の長さ、利用目的、アクセスのきっかけなどにおいて、PCと携帯電話の使われ方に大きな違いはないことが明らかとなった。一日あたりの利用時間は、携帯、PCともに「1〜3時間」の割合がもっとも高い。アクセスする時間帯についても「休憩中・くつろいでいる時」「就寝前」「ひまつぶし」などが多くあげられており、必ずしも「携帯電話は移動時のメディア」というわけではないことが読み取れる。
ネット検索については、98.4%の人がネット検索を行っていると回答。携帯電話で行うと答えた層は32.7%。その目的については、PCも携帯電話も「趣味・娯楽の情報収集」がトップだった。なおテレビ視聴などをきっかけに、詳細を知るためのネット端末として、3割以上が携帯電話を利用している。
企業サイトや商品サイトへの不満は、情報の「中身」ではなく、「情報の見せ方」に対してより多く表れる傾向にあるとの結果となった。「情報の量」や「伝えたい中身」ではなく、見る際の「快適さ」や「わかりやすさ」を一般ユーザは重視するようだ。一方で、 企業サイトや商品サイトにおける動画については、「手軽に」「短時間で」「イメージをつかみやすく」得ることができるという回答が多く寄せられた。「携帯で動画を見たい」ユーザは、全体の4割弱。ネット環境別に見ると、「携帯で動画を見たい」と回答したのは、携帯のみでインターネットアクセスをするユーザでは51.9%、主に携帯を用いるユーザでは42.0%、主にPCを用いるユーザでは24.8%、PCのみを用いるユーザでは15.6%であった。
《冨岡晶》
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