携帯乗り換え満足度はソフトバンクが1位、使用料金が2千円近く安価に〜ブランド総研調べ
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それによれば、乗り換えに関する満足度を聞いた結果、ソフトバンクがトップとなった。理由としては、携帯電話の乗り換えに当たり、一人当たり1,822円も使用料金が安くなっていることがあげられた。
auやNTTドコモに乗り換えた人も乗り換えによって使用料金は安くなっているが、両社とも20%以上は「高くなった」と答えていることが明らかになった。また、44%が「料金・機能の種類が多く理解しにくい」と答えるなど、料金や割引プランに戸惑う人が多いという実態も明らかになった。
まず調査対象となった、携帯電話乗り換えユーザの携帯電話会社(キャリア)別の比率は、auが45.9%ともっとも多く、ソフトバンク38.5%、NTTドコモ15.6%となった。乗り換え前の比率はNTTドコモが44.5%、auが19.0%、ソフトバンクが21.3%、その他が15.2%だったため、乗り換えによってNTTドコモのシェアが大きく低下し、逆にauとソフトバンクのシェアが拡大している傾向は今回も変わらなかった。なお、初めて乗り換えた人は76.8%で、再乗り換えが22.8%。そのうちの7.8%はそれ以前に契約した携帯電話会社に戻っている(出戻りユーザ)。
携帯電話を乗り換える際に、MNP(携帯電話番号ポータビリティ)制度を利用したかを聞いたところ、半数を超える58.5%の人がMNP制度を利用したと回答。半年前(2007年6月)に実施した第1回調査ではMNP利用者が64.4%を占めていたので、この半年間にやや減少したことになる。MNPを利用しなかった理由としては、38.5%が「変更に係る手数料がかかるため」と回答した。「番号を変えたかったため」29.4%、「新規契約の方が特典が多かったから」28.4%、「手続きが面倒だったため」24.1%などの理由を挙げる人も少なくなかった。
なお今回の調査の詳細な結果は、「携帯電話乗り換え満足度調査(2007下)・総合報告書」として2008年1月にブランド総合研究所より発行・販売される予定(予価・税込450,000円)。
《冨岡晶》
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