NECとF5、「WebOTX」と「BIG-IP Local Traffic Manager」の連携を強化〜NGNサービス基盤で協業
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
具体的にはNECのサービス実行基盤「WebOTX(ウェブオーティーエックス)」とF5のアプリケーション・デリバリ・コントローラ「BIG-IP LocalTraffic Manager(ビッグアイピー ローカルトラフィックマネージャ)」の製品連携を強化するとともに、両社製品によるソリューションの販売を促進する。また連携動作させるための設定方法や、動作時の性能検証などを行い、導入ガイドとして公開する。
今回の協業により、NECのWebOTX Application Serverは、J2EE準拠のアプリケーションサーバとしては国内で初めて、F5の提供するiControl APIを通じてトラフィック管理装置を動的制御できるようになる。この連携により、システム稼働中でも、WebOTX統合運用管理ツールから一元的に設定・管理を行うことで、自動的にサーバリソースを最大限に活用できる構成に動的に変更することが可能となる。このサーバリソースの動的な負荷分散技術によって、より高信頼で高性能なサービス構築を実現できる見込み。
本機能は、WebOTX Application Server v7.1の強化として2008年1月より提供される予定。また2008年1月23日に両社共催で「NGN時代のサービス基盤セミナー」を開催し、製品連携について説明するとのこと。両社は今後3年間で100社への導入を計画している。
《冨岡晶》
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