2007年ネット業界のキーワードは「ネットカフェ難民」と「炎上」?〜ソフトバンクHC調べ
ブロードバンド
その他
注目記事
-
【デスクツアー】真似したい自宅デスク環境一挙公開!
-
反対意見根強くも「メールの年賀状OK」は過半数〜ソフトバンクHC調べ、IT業界意識調査
-
この春入社の6割が転職を検討、17%弱がすでに転職活動を開始〜イーキャリア+調べ

2007年12月17日〜18日に、インターネット関連企業に勤める20代〜30代の男女400名に対して「2007年の流行」に関する意識調査を行ったもので、「今年、あなたの周りで流行したインターネット関連用語をお選びください」との質問に対し、75.0%の方が「YouTube」と回答した。2位は「Wikipedia」の46.0%、3位は「ネットカフェ難民」の42.5%となった。以降、4位「Web 2.0」(41.3%)、5位「炎上」(38.0%)と続く。インターネットの代表的サービスである「YouTube」と「Wikipedia」はともかく、インターネット業界にとっても「ネットカフェ難民」の問題は他人事ではないのか、注目度が高いことが明らかになった。また「炎上」が上位に入ったのも世相の反映と言えよう。
「今年、あなたの周りでよく聞かれたインターネット関連の英単語を以下よりお選びください」の設問に対しては、1位「SSL」(61.5%)、2位「RSS」(59.3%)、3位「ASP」(47.8%)の順となった。「最も流行したインターネット関連のグッズ」は「ワンセグ携帯」(39.8%)、「最も印象に残っているニュース」は「脳内メーカーの流行」(21.3%)、「流行したWEBツール」は「RSSリーダー」(53.0%)がそれぞれトップとなった。
また、今年の流行語大賞にもなった「最も『どげんかせんといかん』こと」は1位「個人情報漏洩」(34.0%)、2位「迷惑メール」(30.8%)、3位「ワンクリック詐欺」(10.5%)の順となった。個人情報漏洩について、今年は、従来のようにハッキングによる攻撃などでの漏洩より、Winnyでの漏洩などで起こった事件が目立った。企業や組織の管理体制やコンプライアンス意識の欠如から起こったわけだが、来年以降の各企業の取り組みに期待したい。
《冨岡晶》
特集
この記事の写真
/