チョン・ドヨンが体当たりの演技で魅せる官能ラブストーリー「ハッピーエンド」
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「ハッピーエンド」は、妻、夫、妻の愛人それぞれの愛情や嫉妬の絡み合いと崩れゆく三角関係をリアルかつスリリングに描いている作品。夫がいながら不倫を続ける妻を、韓国トップ女優チョン・ドヨンが体当たりで演じ、共演のチェ・ミンシク(「シュリ」)とチュ・ジンモ(「MUSA−武士」)の愛憎から常軌を逸していく演技も秀逸。韓国で大きな話題となった映画だ。タイトルの“ハッピーエンド”を「幸せな終わり」と捉えるか「幸せの終わり」と捉えるかは、観るものに託されている。
英語学院の院長を務めるボラ(チョン・ドヨン)。リストラされた夫ミンギ(チェ・ミンシク)に生まれたばかりの子どもの世話を任せ働く一方、イルボム(チュ・ジンモ)との不倫を続けている。ポラはイルボムとの付き合いを「身体だけのもの」と割り切っているが、イルボムは彼女を本気で愛していた。彼女と彼女の子どもを引き取り、ともに暮らすことを夢みるイルボム。不安定ながらバランスを保っていた三角関係が崩れ始めた……。
《関口賢》
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