ネット業界の「第二新卒」は、キャリアアップ志向が顕著〜イーキャリアプラス調べ
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1月29日〜2月2日の5日間、インターネット関連業界150名、非インターネット関連業界150名に対して実施したもの。
同調査によれば、近年若い世代にみられる「年功制への支持」や「競争意識の低下」といった“安定志向”とは対照的に、“キャリアアップ志向”や“起業意識”が強いことが分かったとしている。特にインターネット関連業界の第二新卒者はキャリアアップを目的とした転職意識が強く、また起業をするなら現在働いている業界での起業を望む人が多いという結果になった。
まず「給与報酬」について、「年功序列型より能力・成果主義の給与制度を望んでいる」という割合については、インターネット関連業界勤務が66.0%、非インターネット関連業界勤務が58.7%で、顕著な差は見られなかったが、「キャリアップ」については、「できる会社があれば転職したほうが良い」と望んでいる割合は、ネット業界勤務74.7%、非ネット業界勤務58.7%となり、差が明らかになった。
「起業」については、「チャンスがあれば起業したい」と考えているのは、ネット業界勤務62.0%、非ネット業界勤務54.0%となり微差だったが、「現在働いている業界で起業したい」には、ネット業界勤務43.0%、非ネット業界勤務29.6%となり、非ネット業界の“脱出志向”が目立った。
インターネット関連業界人は、転職志向・キャリアアップ志向が目立つが、勝負は同じ業界と考えている一方で、非インターネット関連業界人は、転職志向・キャリアアップ志向はそれほどではないが、どうせ転職するなら別業界と考えている傾向が強いようだ。
《冨岡晶》
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