日本HP、クライアントPC認証&検疫の「HP Quarantine System」新バージョン販売を開始
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「HP Quarantine System」は、あらかじめ設定されたセキュリティ・ポリシーに照らして、クライアントPCがネットワークに接続される際に、自動的に認証・隔離・検査・治療を行う製品。DHCP認証モデルとゲートウェイモデルを採用し、既存のネットワーク環境を変更せずに導入できるのが特徴となっている。
最新版となるバージョン3.0では、新検疫コントローラの採用により、小規模拠点への制御ポイントの配置が容易になった。従来のバージョンでは拠点毎に検疫の制御ポイントとなるサーバを設置する必要があったが、3.0では、各拠点にサーバを導入する必要はなく、新検疫コントローラでは、あらかじめCDメディアに必要なOSとソフトウェアが組み込まれたソフトウェアアプライアンス「QuController Live OS」を使用し、このメディアを使用してブートしたPCは、各拠点において「HP Quarantin System Version 3.0」の制御ポイント(エンフォーサ)として機能しするとのこと。
また、あらたにDHCP中継機能が追加され、すでにDHCPシステムがある場合でも、既存の環境を活かして検疫シス テムを導入できるようになった。従来はDHCPタイプの検疫システムを導入するには新規に検疫用のDHCPサーバを立ち上げる必要があったため、すでに大規模なDHCPシステムを構築している環境ではシステム移行が困難だったが、この問題点が解消されたことになる。
そのほか、ユーザインタフェースに英語版が、対応サーバOSにSUSE Linux Enterpriseが追加された。
日本HPでは、2009年3月末までに30社への納入を目指すとのこと。
《冨岡晶》
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