サーバだけでなくストレージの仮想化が重要——日本ネットワーク・アプライアンス新製品発表会
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
Snap Manager for Virtual Infrastructure(SMVI)は、VMware ESX環境でOS、アプリケーション、データのバックアップ/リカバリ、レプリケーション、ディザスタ・リカバリを自動化するソフトウェア。複雑な仮想化システム環境でも、ポリシーに基づくデータ管理を自動化できる。
Provisioning Managerは、ストレージのプロビジョニング(容量割り当て)プロセスをポリシーに基づいて自動化するソフトウェア。
あわせて、既存製品の機能強化として、SnapManagerとVMwareの連携強化、Data ONTAP 7.3の重複排除機能の強化、Protection Managerの仮想化環境でのDR運用の簡易化がそれぞれ行なわれたことも発表されたほか、新たに仮想化関連サービスとして「仮想化アセスメント」「仮想化アーキテクチャのプランニング」「サーバおよびストレージの仮想化サービス」の提供も発表された。
説明を行なった同社のマーケティング部 部長の阿部 恵史氏は同社の仮想化への取り組みについて詳細に説明し、「サーバの仮想化とITインフラの仮想化はイコールではなく、仮想インフラを完成させるには仮想化ストレージも必要」だとした。また、仮想化によってデータの集約が行なわれると、その分ストレージ性能がボトルネックになったりダウン時の影響が拡大することなどを指摘し、従来型のストレージでは仮想化環境に対応することは困難だとした上で、「VMwareがサーバに提供するものをストレージに対して提供するのがNetAppだ」とした。
《渡邉利和》
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