【スピード速報】J:COMグループは西高東低? ダウン速度トップは北摂、アップ速度は宝塚・川西
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
今回は、14日の記事「J:COM、デジタルサービス加入率は69%に」を受けて、J:COMグループ特集をお送りする。2008年3月4日〜3月10日の測定データのうち、J:COMグループのキャリアからと明記されたデータを用いて、キャリアごとの平均ダウンロード速度(ダウン速度)、平均アップロード速度(アップ速度)を算出した。
スピード計測に現在登録されているJ:COMグループのキャリアは34社/局あり、そのうち33社からの測定データがあったが、測定数による偏りを考慮して今回は計測数シェア上位20社を対象に分析した。
図を見ての通り、ダウン速度トップはジェイコムウエストのJ:COM北摂で、2位のJ:COM板橋(ジェイコム関東)以下を大きく引き離している。そして3位から9位は北摂と同じジェイコムウェストのJ:COM堺、和泉・泉大津、大阪、かわち、宝塚・川西、りんくうと続き、同じJ:COMグループのジェイコム東京(J:COM東京)、ジェイコム関東(J:COM板橋、相模原、西東京、せたまち=旧小田急ケーブルビジョン)などをリードしている。
これに対して、アップ速度ではジェイコムウエスト(J:COM 宝塚・川西)が僅差で北摂を上回ってトップとなった。以下、同じジェイコムウェストの堺、大阪と続いており、ダウン速度に増してジェイコムウェストの優位が示された。
なお、計測数シェア上位20社以外のJ:COMグループキャリアで、このアップ速度、ダウン速度を上回るデータは見つけられなかった。
スピード計測では現在511社/局のキャリア名が選択可能だが、J:COMグループのキャリア数(34社/局)はその7%弱にまで達している。今回、J:COMが発表したリリースによれば、同社のケーブルテレビ、高速インターネット接続、電話の3サービス合計提供数は500万近い数字に達し、ケーブルテレビ加入世帯のうち、デジタルサービス加入世帯数の割合を示すデジタル化率は、前年同月末の54%から69%に上昇したという。
業界を牽引するCATV系キャリアを代表するJ:COMグループ、中でも、ジェイコムウエストの今後の動向に注目したい。
《平野正喜》
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