イー・アクセス、アッカの現経営陣ら5名に対して株主代表訴訟の検討に着手
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イー・アクセスは19日、アッカ・ネットワークスの現経営陣である木村氏、湯崎氏、廣野氏の3名、および三井物産から派遣されている社外取締役の佐藤氏、社外監査役の垣外氏の2名の計5名に対して、株主代表訴訟の検討に入ったと発表した。理由は以下の通り。
・他の売買機会を奪い、公正な価格形成機会を放棄し、著しく会社の価値を毀損したこと
・会社法に反して実質的相対取引を株主総会の決議なく実行したこと
・派遣元である三井物産の利益のみを考慮し、コンプライアンス上の問題を惹起し、企業価値を毀損したこと
今回の株主代表訴訟の検討は、3月7日にアッカ・ネットワークスが行った自己株式取得取引を問題視する質問状を3月11日にアッカ・ネットワークスに送付し、その回答期限となる3月18日に受け取った回答の内容を受けたもの。アッカ・ネットワークスからの回答は以下の2点となる。
・実施した自己株式取得はジャスダック取引所の規則に従った市場取引であり会社法に違反していない。
・売付申込数量が買付数量を超えたら按分するしくみで、相手方は特定されていない。
これに対し、イー・アクセスは同社が問題視している会社法の精神である株主平等の原則にそもそも違反しているのではないか、また、個人株主を含む全株主を、大切に、フェアに取り扱おうという意識が薄いのではないか、という質問状に回答していないとの判断を下した。
また、アッカ・ネットワークスは3月28日に開催される同社株主総会において、取締役選任議案に関連して新経営陣候補者の須山氏に対する質問状を19日付けで送付している。その内容は以下の通り。
・今回の自己株式取得は株主の利益を害しており、元に戻すべき
・コンプライアンス、および個人株主を含む一般株主の利益保護についてどのような考えを持っているのか、明確化すべき
・他の売買機会を奪い、公正な価格形成機会を放棄し、著しく会社の価値を毀損したこと
・会社法に反して実質的相対取引を株主総会の決議なく実行したこと
・派遣元である三井物産の利益のみを考慮し、コンプライアンス上の問題を惹起し、企業価値を毀損したこと
今回の株主代表訴訟の検討は、3月7日にアッカ・ネットワークスが行った自己株式取得取引を問題視する質問状を3月11日にアッカ・ネットワークスに送付し、その回答期限となる3月18日に受け取った回答の内容を受けたもの。アッカ・ネットワークスからの回答は以下の2点となる。
・実施した自己株式取得はジャスダック取引所の規則に従った市場取引であり会社法に違反していない。
・売付申込数量が買付数量を超えたら按分するしくみで、相手方は特定されていない。
これに対し、イー・アクセスは同社が問題視している会社法の精神である株主平等の原則にそもそも違反しているのではないか、また、個人株主を含む全株主を、大切に、フェアに取り扱おうという意識が薄いのではないか、という質問状に回答していないとの判断を下した。
また、アッカ・ネットワークスは3月28日に開催される同社株主総会において、取締役選任議案に関連して新経営陣候補者の須山氏に対する質問状を19日付けで送付している。その内容は以下の通り。
・今回の自己株式取得は株主の利益を害しており、元に戻すべき
・コンプライアンス、および個人株主を含む一般株主の利益保護についてどのような考えを持っているのか、明確化すべき
《富永ジュン》