ドコモの夏野氏が退任か?——転換期を迎えるケータイ市場
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28日、日経新聞がNTTドコモの夏野剛氏が4月末で退任するという報道がなされているが、NTTドコモは人事に関わることなので現段階では事実かどうかも含めてコメントできないとしている。
夏野氏は、現在NTTドコモの執行役員を務めている。iモード企画部の部長としてiモードやおサイフケータイのサービス開発などに尽力した人物として有名だ。新聞報道によれば、ドコモですることはすべてやったというのが退任する理由のようだ。
ドコモの中村社長は、最近刊行された雑誌の中で、番号ポータビリティでの一人負けで、成功体験を捨てることを学んだという主旨の発言をしている。端末の開発体制やサービスのオープン化など、2007年後半からのドコモは戦略の転換期を迎えているといえる。その中で、iモードの生みの親ともいうべき夏野氏の退任が事実であるとすれば、それは象徴的でもある。
夏野氏は、現在NTTドコモの執行役員を務めている。iモード企画部の部長としてiモードやおサイフケータイのサービス開発などに尽力した人物として有名だ。新聞報道によれば、ドコモですることはすべてやったというのが退任する理由のようだ。
ドコモの中村社長は、最近刊行された雑誌の中で、番号ポータビリティでの一人負けで、成功体験を捨てることを学んだという主旨の発言をしている。端末の開発体制やサービスのオープン化など、2007年後半からのドコモは戦略の転換期を迎えているといえる。その中で、iモードの生みの親ともいうべき夏野氏の退任が事実であるとすれば、それは象徴的でもある。