トライピークス、組込みLinuxの起動時間を短縮する「TP InstantBoot Version2.0」発売
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トライピークスは11日に、組込みLinux搭載製品の起動時間短縮ソリューション「TP InstantBoot」の最新版となる「TP InstantBoot Version2.0」の発売を開始した。今回の最新版は、TP InstantBoot 1.0が2006年5月に発表されて以来のメジャーバージョンアップとなる。
「TP InstantBoot」では、Linuxカーネルやアプリケーションに修正をほとんど加えることなく、システムのメモリ状態やCPUのレジスタ状態をシステムイメージとして採取し、それを変換し、FlashROMなどのストレージデバイスにスナップショットイメージとして保存するものだ。機器の電源投入時は、保存したスナップショットイメージからシステムを復元することにより、システム全体の起動時間を大幅に短縮できる。
最新版となる「TP InstantBoot Version2.0」ではスナップショットイメージ圧縮をサポートし、圧縮機能により、スナップショットイメージのサイズを従来比で約30%削減し、必要なFlashROMなどのストレージデバイスの容量を抑えることが可能となった。またシステムイメージ採取時のシリアル転送を、その符号化アルゴリズムを見直し高速化、採取にかかる時間を従来比約1/3に低減した。そのほか、既存のシリアル経由でのシステムイメージ採取に加え、ハードウェアデバッグツール(JTAG-ICE)経由でのシステムイメージ採取をサポートしたことで、採取時間を大幅に短縮した。またJTAG-ICEによるスナップショットイメージ復元もサポートした。
TP InstantBoot 2.0の販売は、直販またはトライピークスの販売代理店より行われる。
「TP InstantBoot」では、Linuxカーネルやアプリケーションに修正をほとんど加えることなく、システムのメモリ状態やCPUのレジスタ状態をシステムイメージとして採取し、それを変換し、FlashROMなどのストレージデバイスにスナップショットイメージとして保存するものだ。機器の電源投入時は、保存したスナップショットイメージからシステムを復元することにより、システム全体の起動時間を大幅に短縮できる。
最新版となる「TP InstantBoot Version2.0」ではスナップショットイメージ圧縮をサポートし、圧縮機能により、スナップショットイメージのサイズを従来比で約30%削減し、必要なFlashROMなどのストレージデバイスの容量を抑えることが可能となった。またシステムイメージ採取時のシリアル転送を、その符号化アルゴリズムを見直し高速化、採取にかかる時間を従来比約1/3に低減した。そのほか、既存のシリアル経由でのシステムイメージ採取に加え、ハードウェアデバッグツール(JTAG-ICE)経由でのシステムイメージ採取をサポートしたことで、採取時間を大幅に短縮した。またJTAG-ICEによるスナップショットイメージ復元もサポートした。
TP InstantBoot 2.0の販売は、直販またはトライピークスの販売代理店より行われる。
《冨岡晶》