デジハリ、NTTデータ、フジヤマ、4K映像作品を完成させて世界に先駆けて公開
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関ケ原の合戦——デジハリとNTTデータ、分散レンダリングによる4Kデジタルシネマ映像を制作

The War of SEKIGAHARA〜関ヶ原の合戦〜は、4Kデジタルカメラで撮影した実写映像とCGを融合させて製作したもの。戦闘シーンの背景部分は、デジタルハリウッド大学大学院が開発した群集シミュレーションツールを用いて製作し、一部シーンはNTTデータが開発した「分散レンダリング」技術を用いて描画している。また、フジヤマが開発したインターネットによる動画多言語同期配信システム「MABL」により、同映像を多言語コンテンツとして3月28日より配信している。なお、5月には都内にて上映会を開催する予定だ。
今回の研究を通じて、デジタル映像表現を支えるソフトウェア技術、コンピューター資源の有効活用を通じたエコロジーの視点、世界各地に分散する外国語専門人材の活性化など、今後の日本のコンテンツ産業を考えていく上で重要な視点を改めて示唆し、業界全体で取り組んでいくよう積極的に働きかけていきたいとしている。
《富永ジュン》
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