【スピード速報】ビッグローブの「団塊速」は25〜40Mbpsだがその上にもピークが
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今回は、前々回の「ビック東海の2つのサービスの速度傾向を合わせると現れる『中央の山』」にいただいたリクエストと、4月1日の「BIGLOBE、FTTHと高速モバイル通信の同時利用を推進」とのニュースを受けて、ビッグローブにおける速度分布を分析する。2008年4月1日〜7日の測定データからビッグローブにおけるダウンロード速度を抽出し、2.5Mbpsおきに集計して分布状況をグラフ化した。
図を見ての通り、低速度域である10Mbps未満が24.6%を占めることに対して、90Mbps以上は0.2%に留まっている。この数字だけを見ると、各種の接続サービスを提供する老舗のプロバイダらしい「ピラミッド型」である。しかし、中間域に目を移すと「団塊」状の大きな突出と、小さな二つの突出が特徴的なグラフを形成していることがわかる。
「団塊」状の大きな突出は、最低速度域の少し上の25M〜40Mbpsにあり、低速度域を除けば最大の5.1%を占める32.5M〜35Mbpsの速度帯を中心にひとかたまりに見える。そして、その上の45M〜47.5Mbpsと62.5M〜70Mbpsに小さなピークが一つずつあり、特に、62.5M〜70Mbpsのピークは、全体の平均速度を引き上げている。
前回の「シェアトップのドメインはocn.ne.jp、速度トップはpoint.ne.jp」のとおり、ドメイン別の測定データ数シェアでは、mesh.ad.jp(NECビッグローブ株式会社)が4位で全体の5.0%を占めていた。巨大なユーザ数を誇るビッグローブの今後の速度改善が「団塊」の成長という形で進むのか、それとも、その上にある2つの小さなピークが新しい「団塊」を形成するのか。国内のインターネット全体に影響を与えるであろうビッグローブの今後に注目したい。
《平野正喜》
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