【FINETECH JAPAN】フォトレポート:各社の電子ペーパーを読み比べ | RBB TODAY

【FINETECH JAPAN】フォトレポート:各社の電子ペーパーを読み比べ

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電子ペーパーコーナーの一角に構えるブリヂストンのブース。2004年頃から本格的に電子ペーパーに取り組んでいるという
電子ペーパーコーナーの一角に構えるブリヂストンのブース。2004年頃から本格的に電子ペーパーに取り組んでいるという 全 10 枚
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 フラットディスプレイパネルの総合展示会ということで、忘れてはならないのが電子ペーパーだ。ファインテック・ジャパンでは、A会場の一角に、ブリヂストン、E INK、富士通フロンテックなど、電子ペーパー関連企業が集められ、各社の電子ペーパーを読み比べることができる。

 各社の電子ペーパーの実現方法をおおまかに分類すると、富士通フロンテックは液晶方式を採用しており、ブリヂストンとE INKは“粉”方式を採用している。実際に見た印象では、後者の方式のほうが視野角が広く、紙への印刷に近い質感であると感じられる。また、富士通フロンテックとE INKは、画素ごとにトランジスタを使うアクティブマトリックス方式を採用しているため、書き換えは高速だが、やや高価になる。その点ブリヂストンの方式は、使用している粒子が高速な流動性を備えているため、安価な単純マトリックス方式を採用している。

《竹内充彦》

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