2008年の第3回では、源氏物語が千年紀を迎えるにあたり、源氏物語千年紀委員会の後援を受け、新たに「源氏物語千年紀賞」を創設した。本賞は「源氏物語」の見どころのひとつである、「愛すること、生きること」というテーマに真正面から向き合った作品に授与する。
また、名誉実行委員長には、瀬戸内寂聴が就任。瀬戸内寂聴は、「やむにやまれぬ自分を知ってほしいという欲求から生まれたケータイ小説には、野心がないから、返って他者の心に直に響く何かがある。私はこの賞に関わったことを誇りに思っている」とコメントした。
第3回「日本ケータイ小説大賞」は、12日より募集を開始。対象となるのは、公式応募サイト「野いちご」「BooksLegimo」で閲覧できる小説。原稿枚数は、各ケータイサイトの小説投稿ページで200ページ以上とする(1ページの最大文字数は1,000字程度)。入賞作品は9月24日に発表される。