ケータイ向け日本語入力「iWnn」発表〜機種変での辞書継続に対応、オムロンソフト
エンタープライズ
モバイルBIZ
注目記事
-
【デスクツアー】真似したい自宅デスク環境一挙公開!
-
フレパーとオムロン、コンシューマ回線を利用したデータバックアップストレージサービス
-
「20mの長距離検出」を実現した労災防止センサが発売〜オムロン「セーフティライトカーテン」

Wnnは、オムロンや京都大学などの共同開発により1980年代に作られた日本語入力システムの1つ。UnixやWindowsなどでも利用されており、携帯電話向けとしてはすでに「AdvancedWnn」がある。
今回開発された「iWnn」では、「intelligent」「individual」「integrated」「international」の4つの「i」をキーワードに、さまざまな機能が追加・強化された。
「iWnn」では、季節や時節、送信相手入力時のシチュエーションを自動的に判断し、最適な予測候補を表示する「予測変換」が可能となっている。さらに時間を判断した予測変換、文脈に合わせた予測変換にも対応する。
文頭の文字のみを入力し、後は読み長の分だけ「右キー」を入力することで該当語彙を予測する新UIも実現されている。電話帳や音楽DBなどの外部データから作成した外部辞書を利用することにより、電話帳やカレンダー、楽曲などの外部データを活用して、アーチスト名や知人・友人名などの語彙を動的に利用できるとのこと。
また「iWnn」は、これまで不可能だった機種変更の際の辞書継続を可能にした。既存のAdvancedWnnの学習辞書をそのまま「iWnn」に活用可能なほか、別途の学習再生コンポを使って送信メール等のテキストを処理することで、携帯電話機種変更時に「iWnn」学習辞書を再構築することができる。多言語入力にも対応する。
「iWnn」は、「組込みシステム開発技術展(ESEC)」(5月14日〜16日@東京ビックサイトにて開催)に展示される予定。
《冨岡晶》
特集
この記事の写真
/
関連ニュース
-
フレパーとオムロン、コンシューマ回線を利用したデータバックアップストレージサービス
エンタープライズ -
「20mの長距離検出」を実現した労災防止センサが発売〜オムロン「セーフティライトカーテン」
エンタープライズ -
自動改札機が「IEEEマイルストーン」に認定〜阪大、近鉄、オムロン、阪急の4者
ブロードバンド -
オムロン、出力力率を28%高めたUPS6機種と組み込み機器向けUPS3機種
エンタープライズ -
作り笑いもすぐばれる?——オムロン「リアルタイム笑顔度測定技術」
エンタープライズ -
BlackBerry日本語対応版が登場!——ハードはそのまま、ソフトは完全日本語版
エンタープライズ -
ニーズ充足者トップはオムロン——日本ブランド戦略研究所「BtoBサイト調査2007」
ブロードバンド -
社内の通信機器をアウトソーシング——NEC、コスト削減サービス提供
エンタープライズ -
小田急電鉄、小学生の自動改札通過時刻などを保護者にメール通知する無料サービス
エンタープライズ -
オムロン、国内メーカーとしては初となる韓国向けUUH帯RFIDリーダライター
エンタープライズ