ソニー、高開口率液晶パネル採用のデータプロジェクタ

　ソニーは20日、無機配向膜を採用した高開口率液晶パネル「BrightEra（ブライトエラ）」を搭載したデータプロジェクタ「VPL-EW5」など4モデルを発表。6月7日に発売する。価格はオープン。

　明るく色鮮やかで自然な映像の投影を可能にする「3LCD」方式を全モデルで採用。「VPL-EW5/EX50/EX5」は、BrightEra液晶パネルをエントリーモデルに初めて搭載することで、従来よりも強力な光源の使用が可能となり、高輝度・高精細な映像投影を実現。

　「VPL-EW5」は光出力2,000ルーメンで、16：9のワイド画面をそのまま表示できる解像度1,280×800ピクセル（WXGA）パネルを搭載する。HDMI端子を装備し、ハイビジョン映像をはじめとする高品位なデジタル映像・デジタル音声の伝送が可能だ。

　そのほか、電源を入れた後、約4秒で投影する「クイックスタート」や、天井吊り下げ設置の場合にも設置したまま側面からランプ交換とフィルター清掃ができる「簡単メンテナンス」機能などを備える。

●VPL-EW5
投影方式：3LCDパネル、1レンズ方式、3原色液晶シャッター投写方式
液晶パネル：0.59型 WXGA LCDパネル×3、約307万画素(1280×800×3)
レンズ：マニュアルズーム（1.2倍）/マニュアルフォーカス/f18.53〜22.18mm/F1.65〜1.93
ランプ：190W
コントラスト比：700:1
インターフェース：コンポジット/S映像/ステレオミニ/D-sub15ピンなど
本体サイズ：幅314×高さ109×奥行き269mm
重さ：3kg
価格：100,000円前後

●VPL-EX50
投影方式：3LCDパネル、1レンズ方式、3原色液晶シャッター投写方式
液晶パネル：0.63型 XGA LCDパネル×3、
約236万画素(1024×768×3)
レンズ：マニュアルズーム（1.2倍）/マニュアルフォーカス/f18.53〜22.18mm/F1.65〜1.93
ランプ：190W
コントラスト比：900:1
インターフェース：コンポジット/S映像/ステレオミニ/D-sub15ピンなど
本体サイズ：幅314×高さ109×奥行き269mm
重さ：3kg
価格：100,000円前後

●VPL-EX5
投影方式：3LCDパネル、1レンズ方式、3原色液晶シャッター投写方式
液晶パネル：0.63型 XGA LCDパネル×3、
約236万画素(1024×768×3)
レンズ：マニュアルズーム（1.2倍）/マニュアルフォーカス/f18.53〜22.18mm/F1.65〜1.93
ランプ：190W
コントラスト比：900:1
インターフェース：コンポジット/S映像/ステレオミニ/D-sub15ピンなど
本体サイズ：幅314×高さ109×奥行き269mm
重さ：2.9kg
価格：80,000円前後

●VPL-ES5
投影方式：3LCDパネル、1レンズ方式、3原色液晶シャッター投写方式
液晶パネル：0.63型 SVGA LCDパネル×3、約144万画素(800×600×3)
レンズ：マニュアルズーム（1.2倍）/マニュアルフォーカス/f18.53〜22.18mm/F1.65〜1.93
ランプ：190W
コントラスト比：300:1
インターフェース：コンポジット/S映像/ステレオミニ/D-sub15ピンなど
本体サイズ：幅314×高さ109×奥行き269mm
重さ：2.9kg
価格：70,000円前後