小津作品など“昭和”の香り漂う名作が続々登場〜「松竹 ONLINE」

　松竹グループの衛星劇場が提供する映画配信サービス「松竹 ONLINE」が本日正午からサービス開始した。山田洋次監督作品、小津安二郎監督作品など名作が目白押しだ。

　「松竹 ONLINE」は、日本映画の名作を厳選してお届けするインターネット配信サイト。世界中の映画人に大きな影響を与えた小津安二郎監督や、木下惠介監督の作品など日本が誇る名匠が手掛けた松竹映画を、2000本を越えるタイトルの中から厳選して配信していく。高峰秀子主演「二十四の瞳」や松坂慶子主演「蒲田行進曲」などのほか、原節子、岸惠子、吉永小百合、佐田啓二、笠智衆などのスターが出演する往年の感動作がラインナップされている。今後も山田洋次監督作品で日本アカデミー主演男優・女優賞受賞の「遙かなる山の呼び声」、「家族」、「息子」、小津安二郎監督作品「秋刀魚の味」、「麥秋」、日本初のトーキー映画「マダムと女房」、戦後の超ヒットメロドラマ「愛染かつら」、吉永小百合デビュー作「朝を呼ぶ口笛」などが予定されている。

　同サイトの特徴は、配信作品を人気の俳優・女優や監督、文化人・芸能人等の貴重なインタビュー映像やコラムとともに紹介することで、映画ファンはもちろんのこと映画を愉しみたい多くの人に往年の名作に触れる工夫をしていること。まずは「築地魚河岸三代目」主演・大沢たかおによる作品紹介、脳科学者・茂木健一郎氏による小津安二郎監督作品の紹介といったオリジナルコンテンツがインタビュー映像などとともに配信されている。

　また、月額会員には、全国の松竹直営映画館およびMOVIXでの入場料割引、新作試写会へのご招待、撮影所の見学など映画会社ならではの特典も付与。さらにオープンを記念して、プレミアム会員入会先着1000名に視聴に利用できるポイントを1,000ポイント、プレゼントするキャンペーンを実施中だ。