「夜9時からは動画タイム!」ケータイ動画の視聴者数は着実に増加〜ネットエイジア調べ
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5月9日〜13日の期間、15歳〜29歳のケータイユーザ500名(回答者キャリア内訳:NTTドコモ45.4%、au40.8%、ソフトバンク13.8%)を対象に実施したもの。
それによれば、ケータイで動画コンテンツを見る頻度・時間について、1年前と比較してもらったところ、45.5%が「増えた」と回答、「減った」8.8%、「変わらない」45.7%となっているため、全体的には増加傾向にあることがわかった。動画コンテンツを見る頻度・時間が増えた理由は「パケット定額制に加入したから」(68.2%)がもっとも多く、その次が「無料で見ることができるコンテンツが増えたから」(65.3%)だった。男女別に見ると、男性で「よく見る」との回答が20.8%と女性に比べやや高めとなっている。しかし「まったく見ない」との回答は女性が22.0%、男性では28.4%で男性の割合が高かった。
ケータイで動画コンテンツを見ることが多い時間帯を複数回答で聞いた結果は、「午後11時〜午前0時台」50.5%、「午後9時〜10時台」46.3%と、午後9時以降が動画コンテンツ視聴の活発な時間であることがわかった。その他、「午前1時〜5時台」24.6%、「午後6時〜8時台」21.7%で、他の時間帯は1桁台の回答だった。
ケータイの動画コンテンツで見ているサイトを複数回答で聞いたところ、「投稿型動画サイト(YouTubeなど)」が51.9%でもっとも多くなっている。次いで「ポータル(Yahoo!、gooなど)が運営している動画サイト」38.5%、「テレビ局の動画サイト」20.6%、「アニメの動画配信サイト」15.8%、「アダルト専門サイト」11.5%、「映画の動画配信サイト」11.0%となった。現在気に入っているケータイの動画サイトが「ある」と回答したのは男性33.5%、女性22.1%。気に入っているサイトを自由回答で聞くと、「YouTube」が圧倒的に多かった。
またケータイの動画サイトにアクセスする手段で多いものを聞くと(複数回答)、「通常の検索エンジン・サイトでキーワードを入力してアクセス」との回答がもっとも多く53.5%、次いで、「ブックマークしている動画サイトにアクセス」が49.5%だった。この2つのパターンが主流であり、ユーザーのニーズも大きいようだ。調査報告では、最近のケータイ検索エンジンでは動画を指定し検索できるものが増えている理由として、こういったユーザのニーズを指摘している。
《冨岡晶》
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