インテル主席副社長「高性能プロセッサ+WiMAX無線が、ネットを発展させる」〜COMPUTEX TAIPEI 2008基調講演
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その基調講演において、インテル コーポレーション主席副社長 兼 最高セールス&マーケティング責任者のショーン・マローニ氏は「より高性能なマイクロプロセッサと高速なWiMAX無線ネットワークが、モバイル機器のインターネット体験を新しい時代へと導く」とし、高画質(HD)画像をよりリアルに描写可能なチップセット製品、インターネット接続を目的とした小型モバイル製品「ネットブック」「ネットトップ」、これらの機器向けとなるインテルAtomプロセッサーなどを発表した。
同氏は講演において「モバイル・コンピュータ、WiMAX無線ブロードバンド接続、そして強力で鮮やかなHD品質に対応するコンピューター技術の融合は多大な発展の機会を示すものです。これからは、世帯ごとではなく個人が1つまたは二つ以上のコンピューティング機器を持つようになり、それがあらたな成長に結びつくことでしょう。私たちは持って生まれた“絆”に対する願望があり、テクノロジーのパーソナライズ化とモバイル化がそのニーズを満たすと考えています」とコメントしたほか、「映像製作や動画再生、ゲームや写真の共有など今日のインターネット利用には、ユビキタスなワイヤレス・インターネット接続が必要です。モバイルWiMAXがインターネットをオープン化、高速化、モバイル化させ、強大な世界規模のネットワークへと急速に発展するだろう」とも述べている。
なおComputex Taiwan 2008において、インテルプロセッサおよびチップセットを採用している展示製品は約100種類におよぶとのこと。またインテルは7月14日の週に、「インテルCentrino2プロセッサ・テクノロジ」(開発コード名::Montevina)と呼ばれる高性能ノートブックPC向け次世代モバイルPCプラットフォーム向けのプロセッサといくつかのチップセットを発表する予定だ。インテルのその他すべてのチップセット製品とWi-Fiワイヤレス・モジュールは8月上旬に出荷される見込みだ。
《冨岡晶》
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