NEC、台湾にWiMAX R&Dセンターを設立〜グローバル事業の中核拠点として稼動
エンタープライズ
モバイルBIZ
注目記事
-
【デスクツアー】真似したい自宅デスク環境一挙公開!
-
米Intelら6社、WiMAX特許プールによる技術発展を目指す「Open Patent Alliance」を設立
-
NTT、台湾新幹線におけるモバイルWiMAXのネット接続実験に参加
拡大写真
NECは10日より、WiMAX事業グローバル展開の一環として、台湾に「WiMAX R&Dセンター」を設立、稼動を開始した。NECの販売子会社であるNEC台湾(台北市)内に設立されたもの。
2007年5月にNECと台湾経済部が締結したWiMAX分野における協力に関する基本合意書に基づいたもので、台湾が主導する高度情報化社会の構築および国内産業の育成を進める「M−Taiwan」プロジェクトの一環となる。M−Taiwanでは、ワイヤレス・ブロードバンドアプリケーション技術に基づく社会インフラ整備と、WiMAXとその関連産業の育成が重点項目となっており、NECのWiMAX基地局から、アプリケーションサービス提供基盤を含む、end to endの実電波開発環境を同センターは提供する。
NECでは、本センターを現地端末・CPEベンダーとの相互接続試験の実施、サービスプロバイダやソフトウェアベンダによるアプリケーションサービス開発・検証などの促進支援のために広く開放するとのこと。また実証結果を自社の開発にもフィードバックしていく予定だ。
なお、「M−Taiwan」プロジェクトと関連した活動として、NECが「大同通信(大同)」向けに花蓮市に納入したWiMAXシステムがこのほど、台湾の政府機関であるTaiwan Industrial Development(IDB)より、アクセプタンステスト合格の正式認定を受けたとのこと。台湾では、2007年8月に、大同を含む6オペレータにWiMAXの商用ライセンスが交付されてている。
本R&Dセンターの設立により、NECは、台湾WiMAX関連産業とのコラボレーションをさらに進めたいとしている。
2007年5月にNECと台湾経済部が締結したWiMAX分野における協力に関する基本合意書に基づいたもので、台湾が主導する高度情報化社会の構築および国内産業の育成を進める「M−Taiwan」プロジェクトの一環となる。M−Taiwanでは、ワイヤレス・ブロードバンドアプリケーション技術に基づく社会インフラ整備と、WiMAXとその関連産業の育成が重点項目となっており、NECのWiMAX基地局から、アプリケーションサービス提供基盤を含む、end to endの実電波開発環境を同センターは提供する。
NECでは、本センターを現地端末・CPEベンダーとの相互接続試験の実施、サービスプロバイダやソフトウェアベンダによるアプリケーションサービス開発・検証などの促進支援のために広く開放するとのこと。また実証結果を自社の開発にもフィードバックしていく予定だ。
なお、「M−Taiwan」プロジェクトと関連した活動として、NECが「大同通信(大同)」向けに花蓮市に納入したWiMAXシステムがこのほど、台湾の政府機関であるTaiwan Industrial Development(IDB)より、アクセプタンステスト合格の正式認定を受けたとのこと。台湾では、2007年8月に、大同を含む6オペレータにWiMAXの商用ライセンスが交付されてている。
本R&Dセンターの設立により、NECは、台湾WiMAX関連産業とのコラボレーションをさらに進めたいとしている。
《冨岡晶》