「就職」と「転職」の違いは人気企業の違い——DODA転職人気企業ランキング2008
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関東・関西・中部在住の25〜34歳のビジネスパーソン約5000名を対象に、ネットリサーチにより「もしあなたが転職をするとしたら、もっとも働いてみたい企業」などをフリーアンサーで調査し、その結果を集計したものとなっている。
それによれば、総合ランキングにおいては、1位「トヨタ自動車」、2位「グーグル」、3位「ソニー」となった。IT系では、6位「マイクロソフト」、7位「任天堂」、16位「楽天」、19位「ヤフー」、26位「NTTデータ」などが目立つ。
新卒が選んだ就職人気企業ランキング(2007年日本経済新聞社調査)と比較すると、「マイクロソフト」(就職90位→転職6位)、「プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン」(同68位→11位)、「ゴールドマン・サックス証券」(同95位→22位)といった外資企業のほか、「グーグル」(同101位以下→2位)、「楽天」(同101位以下→16位)、「ヤフー」(同101位以下→19位)、「アマゾン ジャパン」(同101位以下→同46位)となっており、インターネット系企業が大きく順位を上げていることが明らかになった。
同ランキングでは「社会人になって接する商品・サービスの幅が広がったり、働くことを通じて業績安定性や事業将来性といった企業評価軸を得て、より魅力的に映る企業の選択肢が増えた」ことがうかがえるとしている。
同様に、現在、技術・研究職に就く男女に聞いたランキングでも、自動車、電気機器を中心とした日系大手製造業、IT企業、製薬会社が上位を占めた。10位以内の顔ぶれは総合ランキングと大差ないものの、「NTTデータ」(11位)、「アイ・ビー・エム ビジネスコンサルティング サービス」(17位)、「日本アイ・ビー・エム」(26位)といった、大手IT系企業が総合ランキングから大きく順位を上げている。
イメージ面では、「技術スキルを磨ける・研究設備が整っている企業」について聞いたところ、総合ランキング39位の日立製作所が10位にランクイン。そのほか23位「島津製作所」、24位「村田製作所」、28位「旭化成」、31位「小林製薬」など、世界に誇る高い技術力をもつ国内企業が上位を占めた。
《冨岡晶》
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