NXP 、ダウンリンク150Mbpsの世界最速セルラーモデム「PNX6910」を発表
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「PNX6910」は、NXPのDSPコアEVP(Embedded Vector Processor: 組込みベクター ロセッサ)を実装し、LTEにおいて150Mbps(ダウンリンク)/50Mbps(アップリンク)のデータ転送速度を実現した。従来のHSPA Category 8デバイス(7.2Mbs)の20倍以上の速度となり、HD映画全編なら7分以内にダウンロード可能だとのこと。マルチモードLTE/HSPA/UMTS/EDGE/GPRS/GSM機能もサポートする。ベクター プロセッサEVPはソフトウェア プログラミングが可能で、マルチモード機能を提供できるだけでなく、中国市場向けのLTE TDDを含む一連のHSPA規格など将来のGSMマーケット全体をサポート可能だという。
NXPセミコンダクターズのセルラー ビジネス担当シニア バイス プレジデント兼ジェネラル マネージャのダン・ラビノヴィッツ氏は「マルチメディア コンテンツの共有とWeb 2.0サービスは、次世代携帯端末および新世代の “コネクテッド コンシューマ エレクトロニクス” を推進する主原動力となるでしょう。当社が提供するPNX6910によって、消費者の皆様はインターネットで使い慣れているデータ サービスと使用環境を、そのままモバイル環境でも利用することが可能になります。」とのコメントを寄せている。
2009年第2四半期より初期アクセス ユーザ向けに提供を開始する予定とのこと。
《冨岡晶》
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