ソニー、デジタルサイネージによる広告配信サービス開始〜首都圏のOlympic22店舗へ導入
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デジタルサイネージとは、ディスプレイを広告効果の高い場所に設置し、多様なコンテンツを放映するあらたな広告配信事業。従来の一方的な動画上映と異なり、環境に合わせてタイムリーに動画を選定したり、ターゲットとなる視聴者の動向を携帯電話やRFIDなどで追跡したり、デジタル機器でリアルタイムなレスポンスを収集できたりする点があげられる。
「デジタルサイネージアドバタイジングサービス」では、ディスプレイの設置場所の選定から機器の手配・設置、放映する広告の受注、コンテンツ制作・配信・保守・監視に至るトータルサービスをソニーグループで提供するため、設置場所オーナーは、初期投資の負担が少なくデジタルサイネージの導入が可能とのこと。
サービス第一弾として、スーパーマーケット/ホームセンターチェーン「Olympic」が展開する首都圏22店舗に大型ディスプレイを151台設置し、「ミルとくチャンネル」と名付けた専用のチャンネルを運営する。「ミルとくチャンネル」では、広告・店舗情報・特売情報・イベント情報などの販促情報に加え、お料理レシピ・地域にあわせた天気予報・ニュースなどの便利な情報を提供する予定。
「デジタルサイネージ アドバタイジングサービス」は、ソニーが事業主体となり、同社が開発したデジタルサイネージサービスプラットフォーム“BEADS(ビーズ)” を使用してサービスを行う。ソニーPCLが番組の登録・運用・制作を、ソニーブロードバンドソリューションが機器設置拠点におけるシステム設計・ディスプレイなどの設置・施工・システム監視業務を担当する。
《冨岡晶》
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