工人舎、Atom搭載ミニノートPC——世界初のGPS搭載モデルも | RBB TODAY

工人舎、Atom搭載ミニノートPC——世界初のGPS搭載モデルも

IT・デジタル ノートPC
SC3KP06A
SC3KP06A 全 11 枚
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 工人舎は24日、7V型ワイド液晶搭載ミニノートPC「SC3KP06A」と8.9型ワイド液晶搭載のモバイルノートPC「SX3KP06MA」を発表した。発売はそれぞれ7月上旬、7月下旬。同社webサイトでは本日より予約受け付けを開始する。
 
 SC3KP06Aは、幅189×高さ25.4〜33×奥行き155mmと、A5サイズ以下までコンパクト化したミニノートPC。重さも同社のミニPCシリーズ最軽量の798g(標準バッテリ含む)まで軽くなっている。液晶パネル横の操作部を省略することで大画面化を図っており、A5サイズの同社従来シリーズと同サイズの液晶を搭載している。
 
 CPUとしてAtom Z520(1.33GHz)を搭載。インテルの最新プラットフォームを採用しつつ、タッチパネルや130万画素デジカメ、ワンセグチューナーなど、従来シリーズでも好評の機能はキープしている。

 また、同スペックでOffice Personal2007をプリインストールした「SCKP06F」や、GPSモジュールなどを搭載した「SC3KP06GA」といったモデルも同時に発表。GPS搭載は同モデルが世界初になるという(2008年6月同社調べ)。なお、GPS搭載モデルはBluetooth Ver2.0+EDRに対応する。

 価格はSC3KP06Aが89,800円、Office Personal搭載のSCKP06Fが109,800円、GPS搭載のSC3KP06GAが99,800円。それぞれ黒と白のカラーバリエーションがある。
 
 そのほか主なスペックは以下のとおり。
 
メモリ:1GB(1スロット)
HDD:60GB
チップセット:Intel US15W
液晶最大解像度:1,024×600ピクセル(WSVGA)
駆動時間:約3.2時間
通信:IEEE802.11 b/g、100BASE-TX/10BASE-T
インターフェース:USB2.0×2/3in1メディアスロット/Express Cardスロット/ミニD-Sub15ピンなど
OS:Windows Vista Home Premium SP1

 SX3KP06MAはSC3KP06Aとほぼ同スペックの構成でより大型の液晶やDVDスーパーマルチドライブ(±R DL対応)などを搭載したモデル。モバイルでも光学ドライブは欠かせないと考えるユーザーを狙ったモデルという。

 基本デザインやキーボードなどは従来モデルを踏襲。こちらも液晶サイドにあった操作部を省略することで液晶サイズを大型化しており、同社のモバイルノートPCシリーズで最大となる8.9型ワイド液晶を搭載する。また、webカメラは液晶上部に加え、天板にも搭載された。

 こちらもCPUとしてAtomを採用し、省電力化がなされており、従来シリーズと同じバッテリを使用しつつ、駆動時間は4.2時間まで向上している。ワンセグ、タッチパネルといった機能は従来どおり搭載。
 
 価格はSX3KP06MAが109,800円、Office Personal 2007をプリインストールした「SX3KP06MF」が129,800円。それぞれ黒と白のカラーバリエーションがある。
 
 そのほかの主なスペックは以下のとおり。
 
CPU:Atom Z520(1.33GHz)
メモリ:1GB(1スロット)
HDD:60GB
チップセット:Intel US15W
液晶最大解像度:1,280×768ピクセル(WXGA)
通信:IEEE802.11 b/g、100BASE-TX/10BASE-T
インターフェース:USB2.0×2/2in1スロット(SDHC対応SDメモリーカード/MMCカード)/2in1スロット(メモリースティックデュオ/メモリースティック)microSDカードスロット/ExpressCardスロット/ミニD-Sub15ピンなど
OS:Windows Vista Home Premium SP1
本体サイズ:幅233×高さ22〜33×奥行き191mm
重さ:1250g(標準バッテリ含む)

《小林聖》

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