富士通メディアデバイス、W-CDMA用超小型SAWデュープレクサ・SAWフィルタを開発
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SAWデュープレクサ・SAWフィルタは、固体表面を伝わるSAW(表面弾性波)を用い、特定の周波数の信号を取り出すデバイスで、携帯電話や映像機器の小型化に適している。今回富士通メディアデバイスが開発した製品は、“ハーメチックシール構造”(外気を完全に遮断する構造)では世界最小となり、携帯電話の小型・高性能化に貢献する見込み。
サイズはSAWデュープレクサで2.0×1.6mm(高さ0.5mm max.)と2.5×2.0mm(高さ0.6mm max.)、SAWフィルタはシングルフィルタ(GSM850,900)で1.1×0.9mm(高さ0.5mm max.)、デュアルフィルタ(GSM850&900、GSM 1800&1900)は1.5×1.1mm(高さ0.5mm max.)となる。また、現在主流のトランシーバICのインターフェイスに適応しており、SAWデュープレクサは、アンテナ・送信端子が50Ωアンバランス、受信端子は100Ωバランスのインターフェイスとなる。SAWフィルタは入力端子が50Ωアンバランス、出力端子は150Ωバランスのインターフェイスとなる。
サンプル価格はSAWフィルタが500円、SAWデュープレクサが1,000円。2009年度第1四半期より、デュープレクサを10百万個/月、フィルタを20百万個/月の規模で量産する予定だ。
《冨岡晶》
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