終電逃したらどうする? 「プチネカフェ難民」実態調査
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残業や飲み会が長引き、終電を逃してしまったとき、ひと昔前ならカプセルホテルで仮眠をとり、翌朝そのまま会社へ出勤するというのがよくあるパターンだった。しかし最近は、手ごろな値段で24時間利用できるネットカフェやマンガ喫茶に終電を逃した人がお世話になるケースも少なくないようだ。そこで、こうした「プチネカフェ難民」の実態についての調査を実施。20代から40代を中心とする男女ネットユーザー437名の回答を集計した。
調査結果によると、「飲み会などで終電を逃し、ネットカフェやマンガ喫茶に泊まったことがある」と答えた人は全体の16.7%。そのうち、男性は21.2%、女性は12.1%であった。一方、「終電を逃したことはあるが、ネットカフェなどに泊まったことはない」人の割合は男女問わず3割ほどで、終電に乗り遅れたことがない人は女性で56.7%、男性は49.5%、全体では53.1%であった。
さらに「終電を逃したことがある」と答えた205名に絞り込み、終電を逃した際のネットカフェ宿泊経験を見ると、全体の35.6%が「プチネカフェ難民」経験者であった。男女別では男性が42.0%、女性が28.0%と女性に比べ男性のほうが14ポイントほど経験率は高かった。
また、終電を逃したことがある人の割合が20代46.7%、30代47.1%、40代51.3%と年代が上がるにつれて高くなるのに対し、「プチネカフェ難民」率は20代46.4%、30代39.0%、40代24.6%と低下する結果に。働き盛りの先輩会社員にとってネットカフェは、まだまだ身近な存在ではないのかもしれない。
《織本幸介》
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