KDDI、PCの盗難・紛失時に遠隔操作でデータ削除するサービス開始〜一定時間でデータ不可視化も可能
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「PCリモートデータ削除サービス」は、KDDIが提供するデータ通信カードまたは通信機能搭載PCに対して、「リモートデータ削除機能」「データ不可視化機能」を提供するもの。専用ソフトウェアをインストールするだけで簡易に導入可能となっている。
「リモートデータ削除機能」では、PCの盗難・紛失時に、ユーザがKDDI提供の管理サーバへログインし対象PCに対して命令を発効することで、データを削除できる。PCにインストールされた専用ソフトウェアが、auのネットワークもしくはインターネットを経由して管理サーバと定期的に通信を行い、削除命令の発行を検知すると指定されたデータの削除を実行する。「データ不可視化機能」ではPCが管理サーバと一定時間認証ができない場合、指定されたデータを見えなくする。ネットワークに接続できないなどの理由でリモートデータ削除機能が実行できない場合、他者がデータを閲覧しようとしても、PC内にデータが存在しないように見せることができる。なお、「不可視化機能」の解除は、ユーザがPCをネットワークに接続し、管理サーバが専用ソフトウェアを認証することなどで可能となる。
対応製品はデータ通信カード「W04K」「W05K」、通信機能搭載PC「ThinkPad X61」「ThinkPad X61S」「FlyBook VM」「FlyBook V5」「dynabook SS RX」となる。
2009年3月31日までは、試験サービスとして無料で提供される。以降の料金については現在未定で、決定し次第ホームページなどで告知の予定。
《冨岡晶》
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